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自分の歯の治療歴(神経をとる!)2

投稿日2020/02/28

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その後の経過は順調で、若干冷たいものがしみるものの(生きている証拠!)噛んでも痛くないし、普通に食べられる状態が続いていたまま2020年を迎えました。正月休みには歯のことは忘れていた。と言えば嘘かもしれませんが、朝うがいをする時にお湯にしていないとしみる以外は特に問題なし。自らしみ止めを塗ったりすることもなく、もちろん衛生士に頼むこともなく、平和な日々を送っていました。が、O先生に治療してもらって2ヶ月ぐらい経つと、なぜか冷たいものがより敏感に感じるようになり、自分でも
「?? どうなっているのか?」
といった状態でした。
そんな中、57歳の誕生日を迎えた翌朝のうがいの時、我が家の給湯器は年代物ゆえ、なかなか適温のお湯が出てこない。
「まあいいか」
と比較的冷たい水でうがいを実施。
冷たいのもがしみるのはいつも通りだが、なぜかその日はその余韻があり、軽い自発痛となり、痛みが持続していました。この日は祭日で仕事も休みだし、
「まあそのうち痛みは消えるだろう」
と思っているうちに、自然に痛みは消失した。しかし、食事をすると、食べられるが咬合痛がある。大して冷たくない食材でも若干しみるし、なんといっても今までと違うのは余韻が残り、痛みが持続することであった。
「いよいよ神経取らないとこれはダメか?」
と抜髄することが脳裏をよぎる。
普段はどうもない、というか、痛みは忘れている程度ではあるが、どうかすると痛みが出てくる。そんな強い痛みではないが、
「諦めて神経を取ろう」
と思えてきた。
2日間の連休が明けて、いつも通りの仕事が始まった。
昨日より増して、痛みを忘れている時間が短くなってきている。しかし、今日は木曜日、いつものO先生の医院は休診日である。
どうしようか?と思っていたところに、八尾の南の方で開業してるT先生が来院した。
T先生は以前から当院で治療をしており、最近は月に1度程度の頻度で親知らずを萌出させるべく矯正治療をしている。
「今晩先生の医院に行くから、抜髄してくれない?」
と頼むと、
「今日は午後休診でこれからちょっと出るが、夕方にはもどってくるから、ここで治療しましょうか?」
ということになった。
診療終了後に治療してもらうこととなったが、スタッフも遅くまで残ってもらうのは気の毒なので、歯学部5年の息子にアシスタントをさせるべく急遽呼びつける。
午後の診療が終わる前にT先生はやってきて、我が医院のスタッフに手際よく使用する器具や薬剤を指示していく。スタッフも院長が治療される姿を見たことない珍しさもあり、明るくテキパキ準備していく。
                 つづく

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